福井に行ってきた 3 金ヶ崎城 敦賀 鉄道遺産 それから・・・

2020.01.20 Monday 07:41
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     福井への旅は最後、敦賀で終わります。この日、福井県のお天気は下り坂、それでも南ほどお天気が持ちそうなのと、まだ散策したことがないというのが最大の理由です。

     やはりここでの歴史舞台というと、金ヶ崎城がいちばんかな。

     

     

     南北朝、室町、戦国とその時代その時代で領主を変えながら、様々な場面で歴史舞台に登場するお城です。このあとNHKの大河ドラマの舞台にもなるので、人がたくさん訪れているのかな・・・? と思ったけどそれほどじゃなかった。

     お城は入江を見下ろす山の上にあるのですが、画像はその城山の中腹にある金崎宮です。「難関突破と恋の宮」として知られているそうで、なんとなくロマンチックな感じです。

     参道の入口には「恋の階段駆け上がれ」という案内看板があって受けてしまいました。いいですね、とてもナイスなキャッチコピーです。

     

     

     

     神社を通り越して山を登り切ったところに金ヶ崎城の本丸があります。再現された建物こそありませんが、その遺構の保存状態は良好です。ここから敦賀湾を一望することができます。

     ここから見えるもので一番目立つのは、やはり北陸電力の敦賀火力発電所でしょうか。この近くには原発もあるので、このあたりは北陸地方の発電の一大拠点ということになります。

     ちなみにこちらの火力発電所の方は世界的に批判を浴びた石炭火力発電所です。天然ガスや石油が燃料だと、燃えて水と二酸化炭素になるけれど、石炭だと二酸化炭素しか出ないので、発電量に対して最も二酸化炭素の排出量が多い発電形式と言われています。

     ここでちょっと考え込んでしまいます。

     地球温暖化が問題になり、そして真冬だというのにこのあたりでも一片の雪を見ることができない・・・。問題は大きいのに、どこかしら無関心な今の情勢に、やっぱりなんか釈然としないものを感じてしまいます。

     

     

     

     その敦賀港の一角にあるのがこちらの人道の港 敦賀ムゼウム。

     杉原千畝の名前はもちろん聞いたことがありますが、彼が発給したビザをもったユダヤ人はシベリア鉄道を降りて、ここ敦賀港に渡ってきたんだそうです。(その経路については知らなかった) ここには氏とユダヤ人難民に関する資料がたくさん展示されています。

     

     

     

     こちらは敦賀鉄道資料館、もともとは「欧亜国際連絡列車」の発着駅だった敦賀港駅舎です。(復元)

     「欧亜国際連絡列車」は明治の終わりから新橋と金ヶ崎を往復していた列車で、ウラジオストク行きの船、そしてウラジオストクからはシベリア鉄道に連絡してヨーロッパへと通じていました。

     そうか、ここは当時ヨーロッパに向かう最短ルートだったんだ。

     戦前のオリンピックに出る選手はみんなここから開催国に出て行った。そういえば昨年末に終了した「いだてん」はとっても面白かったけど、大河ドラマとしての視聴率は低かったみたい。

     それをどう評価するかは人それぞれだけど、少なくとも新しい斬新な切り口で、しかもこれまで語られてこなかった事実を情熱的に描いていたことはとっても良かった。大河ドラマ=歴史ドラマという固定観念のある人には最初からつまらなかったかもしれないけど、これまで誰も切り込まなかった分野を作品にしたってことは素晴らしいし、少なくとも自分にはこれまでの歴史ドラマより数段おもしろかったな。

    (でも一方でNHKのやっていることがすべて正しいとは言わないよ)

     

     

     

     観光スポットとして有名なのは「赤レンガ倉庫」。(国の登録有形文化財)

     数年前までは昆布貯蔵庫として使用されていましたが、今は改修されて観光施設になっています。レストランと物産館、そして奥には敦賀の明治後期から昭和初期のまちなみを再現した鉄道と港のジオラマがあります。(走っているのはHO、こちらは入館400円)

     

     

     知らなかったけど敦賀って国際港湾都市なんだね。

     ちなみに敦賀駅から港に続く路線は廃線になってしばらく経つけれど、その線路自体はそのまま残っているところが多いので、当時の街並みを思い浮かべながらお散歩するのも良いと思います。

     

     

     

     この建物は敦賀市立博物館。昭和2年に建てられた大和田銀行本店を活用したものです。

     このあたりは昭和レトロにひたれるとっても良いところです。お散歩するならこの周辺が一番。

     

     

     

     うろうろしていたら見つけました。こちらがソースカツ丼発祥の地と言われるのがヨーロッパ軒敦賀本店です。

     営業前だったので無理言ってお弁当にしていただきました。これまで地方のB級グルメだと思い込んでいたけど、ちゃんとした料理として高い人気があるんだね。開店と同時にたくさんのお客で賑わっていた。

     こうなると自分でもソースカツ丼をつくってみたくなるなあ・・・。

     

     旅の詳細については、準備が整い次第メインサイト瞳に四角い鰯雲の方にUPしておきます。

     

     

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    福井に行ってきた 2 恐竜博物館 越前海岸 それから越前ガニ

    2020.01.19 Sunday 04:55
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       福井でいちばんの観光すスポットといえば福井県立恐竜博物館でしょう。(勝山市 入館730円)

       このあたりは福井県でも少し奥まったところにあって雪も多い。スタッドレスタイヤは履いているけど、天候によってはチェーンが必要になるかも・・・なんて来る前は少し思ったけど、実際にはここもぜんぜん雪がない。本当に記録的な暖冬だね。

       

       

       入館すると、まずは動く巨大なティラノサウルスがお出迎えです。これがまたけっこうな大迫力です。

       つい30年ぐらい前までは日本には恐竜がいなかったとされていたのですが、ここ福井県でその化石が発見され、今ではこのあたりを中心に多種多様な恐竜が生息していたことが分かってきた。

       

       

       このほかにも巨大な骨格模型や再現映像、当時の時代を再現したジオラマなど内容は盛りだくさんです。ここも福井に行ったら外せないところです。

       恐竜のいた時代は地球の平均気温が、一説には40℃近かったという話もあったわけで、そういう意味では今少しずつ恐竜のいた時代に変わりつつあるのかもしれない。

       

       

       エントランスに降りて行くこのエスカレーターが絶好の撮影ポイントです。

       

       

       この日は福井市内のホテルに宿泊し(二人で1泊5800円!)、翌日の計画を練ります。

       どうやらお天気は下り坂で、それでもまだ南の方に行くほど降水確率は低いみたい。ここは雨の中の東尋坊みたいな風邪をひきそうなプランはやめて、まだ行ったことのない敦賀方面へと向かうことにします。

       

       

       

       まだ暗いうちにホテルを出て、越前海岸にやってきました。(越前スイセンの里 駐車場あり)

       あいにくの曇り空だけど、山いちめんが水仙に覆われいる。

       

       

       今年は開花が遅れているそうで、1月半ばの今頃でもまだまだ見頃でした。暖冬で雪がないので、これから2月ぐらいまでは楽しめそうです。

       

       

       

       ここでのお土産は越前ガニ。前日は福井市内の居酒屋で美味しいものを食べたけど、越前カニはやっぱり高級品でちょっと手が出なかった。ここは旅の思い出って意味で、小ぶりなものを買って帰りました。

       酢と梅と白だしでカニ酢をつくり(連れはそんなものいらないと、ばくばく食べてた。せっかくつくったのに・・・)、これに合わせるのは恐竜博物館の手前で見つけた吉田酒造の「白龍純米吟醸生原酒」。こちらは全国で最年少の女性杜氏が醸したもので、口に含んだ瞬間はやや濃い目の飲み口。でもキレがとっても良くってカニに合いました。もっと買ってくれば良かった。

       

       

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      福井に行ってきた 1 一乗谷 永平寺 それからソースカツ丼

      2020.01.18 Saturday 06:59
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         連休ということで、急に思いついて旅行に出かけることにした。

         え、でもどこに行く? 今週末は全国的にあまりお天気が良くなさそうだけど、何か低気圧の狭間で日本海側の金沢より西側がちょっと良いみたい・・・。

         ということで福井市内のホテルに予約を入れ、翌日は自家用車で早朝4時に出発です。計算上は片道5時間半です。途中、2回ほど休憩を入れ、福井県にやってきたのは午前10時ごろ。

         

         

         こちらは一乗谷遺跡です。戦国大名の朝倉氏の居城のあったところです。ブラタモリで紹介されたときからぜひ一度見たいと思っていました。(国の特別史跡、特別名勝、需要文化財、資料館の共通観覧券が250円)

         朝倉氏滅亡の後、城郭とこの街並みは放棄されたままでしたが、近年その遺構が調査発掘され、その一部はご覧のように復元されて、いにしえの街並みを散策できるようになっています。

         

         

         

         ある意味すごくリアル。ここに今、朝倉氏の人々や町人が歩いていてもぜんぜん不自然じゃない。ほんとタイムスリップした感じです。

         

         

         谷の中央には一乗谷川が流れ、これを挟んだ西岸には城下町、東岸には朝倉氏の館があります。お城自体は朝倉氏の館の背後にある山の山頂に築かれていました。

         山間には何本もの沢が流れ、とっても水の豊かな場所です。だからなのか、どこを歩いていても地面がスギゴケに覆われ、まるで緑の絨毯みたい。

         

         

         こちらは朝倉氏の館のなかにある庭園、流れる水と苔が印象的。

         ここにいると何か戦国時代につくられたことを忘れてしまいそう、それほどに優美です。

         福井に旅行するならここは外せない。

         

         

         

         お昼になったので、近くの道の駅で昼食です。オーダーは名物の越前おろしそばとソースカツ丼のセットです。(一乗谷あさくら水の駅、お値段は1000円ぐらいだったと思う)

         そばはともかくとしてソースカツ丼は初体験です。これが思ったよりというか、本当に美味しい。ソースが決め手だと思うのですが、単なるウスターソースじゃなくて、何かここに秘密があるんだろうな。

         

         

         

         午後はそのまま北上して永平寺へ。

         永平寺は1244年に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です。(見学500円)

         とても雪深いところにあるので、あちこち雪囲いされています。ただ今年は例年にない暖冬で、日陰にさえ一掴みの雪もない・・・。もう真冬の1月半ばだというのにな。

         

         

         

         

         山の斜面にたくさんの修行の場所があって、その建物の一つ一つが廊下や階段でつながれています。

         

         

         

         荘厳で重厚、そして凛としているというか、何一つスキのない感じで背筋が思わず伸びます。

         

         

         雪が積もっていたらまた良かったんだろうな・・・。

         このあと旅は恐竜博物館へと続きます。何か今回は福井旅行の王道をいっている感じだね。

         

         

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        真冬のハイキング 渋沢から松田

        2020.01.14 Tuesday 05:49
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          「一駅歩き」みたいなお散歩はよくやります。普段は何も知らずに通り過ぎてしまうようなところでも、実際に歩いてみると何かしら新しい発見があるからです。そしてその道が古くからあるようなところだと、なおさらその可能性が高いです。

           ある日地図を眺めていたら、小田急線の渋沢駅から新松田駅の間を結ぶ、そんな一本の道を見つけたので歩いてみることにしました。(頭高山ハイキングコースの一部)

           

           

           出発地点は渋沢駅。ここに国栄稲荷神社があります。(創建等は不詳)。

           この神社は昔から養蚕農家からの信仰が厚かったそうで、かつては2月の午の日に競馬の神事が行われていたそうです。あと樹齢400年の銀杏があって、この樹は縁結びのご利益があるみたいです。

           

           

           

           今回はこの渋沢駅南側の丘陵地帯を歩きます。坂を上ってゆくと、あちこちから水が湧き出していることに気づきます。

          (このあたりはちょうど活断層の側面部分にあたる)

           近くには、地元の人たちが整備したホタルや沢ガニのいる公園もありましたが、今回はさすがに時期外れで沢ガニも冬眠中。こちらはまた今度来ることにします。

           

           

           

           風景はのどかな農村そのもの、無人販売所もあります。

           

           

           

           大きなお寺を通り過ぎ、ハイキングコースの入口にたどり着きました。

           こちらの白山神社はこのあたりが千村と呼ばれていたころの村の鎮守だったそうです。創建等は不詳なのですが、ものすごーく昔からあるみたい。

           深くて暗い林の中にあって、今にも何かが出てきそうな感じ。このあたりはまるで日本昔話に出てきそうな所です。

           

           

           

           御神木の杉を覆う苔がふっくらとしていて良い感じ。

           

           

           

           ここから頭高山をめざし、明るい尾根道を歩きます。

           遠方に秦野市街、さらにその向こうに丹沢国定公園の山々が望めます。丹沢山地の全景を見るのは良いコースだね。

           

           

           

           ここが標高303.4mの頭高山の山頂です。明るい林に囲まれていてそこそこ景色が良いです。

           この向こうに見えるのが、ここから降りてゆく松田の町です。山頂には秋葉神社がありました。もしかしたら松田の人たちが火災除けのために祀ったのかもしれません。

           

           

           

           冬の季節って、関東地方の里山の散歩にはちょうど良いです。少しくらい頑張って登っても汗はかかないから。それに虫が出てこないものありがたい。でも何といっても空気が澄んでいて、景色がいちばん楽しめるってことがいちばん嬉しいかな。

           

           

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          大井川鉄道の「日切駅」から「塩郷駅」あたり

          2020.01.10 Friday 13:01
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             久しぶりの大井川鉄道沿線の旅です。今回は前回に引き続いて、大井川の中流域「塩郷駅」あたりまでを散策します。いつもながら地味ですみません。

             

             

             

             「日切駅」に近いところにある日限地蔵尊です。お正月ということもあって露店も立ち並び、賑わっています。

             「何日に」「何日までに」というふうに、日を限定してお願いするとその願いが叶うということなので、多幸と健康、そして8月の個展に向けて、当面の創作活動が順調にすすむことをお願いしてきました。

             

             

             

             「五和駅」から県道を北西に入っていったところで、毎年ジャンボ干支が展示されているということだったので、行ってみることにしました。(3月7日まで展示) 5mもあろうかというネズミが2匹、これがすべて藁でできているというんだからすごい。

             

             

             このあたりの名産品はやっぱりお茶です。名産品の販売コーナーがあったので買って帰りました。

             

             

             

             ここから先の中流域は大井川が大きく蛇行しているところです。

             

             

             こんな感じでほぼ180°のターンを繰り返している。この地図にある森林公園は半島の形になっていて、付け根の部分は20mぐらいの幅しかないです。(道路を外れると、両側がすぐに崖)

             

             

             

             河原に降りてみたら獣の足跡がたくさん・・・。これはイノシシだね。

             

             

             

             ここは「地名駅」。北側には日本一短い?トンネルがあります。長さはたった11mですから、たとえ1両編成であっても先頭部分がトンネルを抜けても、最後尾はまだトンネルに入っていないということですね。ただ通常のトンネルとは違っていて、昔この上に通っていた荷物を運ぶケーブルとおっていたとき、そこからの落下物を避ける目的でつくられたものだそうです。

             

             

             

             大井川七曲の最後のあたりにある「塩郷駅」、ここから少し歩いたところに吊橋があります。こちらは長さ220m、高さ11mで大井川にかかる吊橋のなかではいちばん長いものだそうです。景色は良好、でもお正月でたくさんの人が訪れていて、揺れる揺れる・・・あー。

             

             

             渡り終えた後、案内図に従ってハイキングコースをすすむと、七曲といちめんの茶畑が望める絶景ポイントがあります。

             上の画像は60~70°ぐらいの範囲しか写っていないけど、少なくとも240°ぐらいの範囲で茶畑がひろがっています。(横に3枚つなげると、ようやく全景が表現できた)

             

             

             

             こんな感じで今年もマイペースのお散歩旅を続けます。

             

             

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