腐海の尽きるところ 5 100均はありがたい

2019.04.07 Sunday 10:54
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     少しずつではありますが1/20スケールのジオラマは完成に近づきつつあります。

     前回は芝マットやターフで地面の表現をしましたが、このあとそれらしく植物を配置してゆきます。

     

     

     クリーム色の植物群は着色前の造花で100均で売っているもののなかから、雰囲気に合うものを選んでみました。ここに手芸屋さんなどで売っている白い枝を加えます。

     本当はマンガやアニメを参考にして腐海の植物を手作りしたほうが良いのかもしれませんが、資料をもとにしてちゃんとつくるとけっこう派手な感じになってしまいそうです。作品としてはこちらがポイントではなく新たな世界の方なので、腐海の果てで勢いを失いつつある腐海の植物群については想像力を働かせてこういった淡色の表現にさせていただきました。

     

     

     

     作品の左側の湿地には、トクサのような植物をそれらしく自作してみました。そしてまた100均で手に入れた小型の造花を小さく切りながら配置します。

     

     

     

     透明レジンを青緑で着色し、川や水の溜まっているところに流し込みます。今回透明レジンは初めて使ったのですが、硬化後の収縮がほとんどないのはありがたいね。

     ただ浸透力がものすごく大きいので、一回軽く全体に流し込んで固めてから、再度必要量を流し込む方が良いことに後で気づきました。

     

     

     

     だいたいの雰囲気は出てきたけど、新しい世界の方にはもう少しリアルな表現を加えた方が良いだろうと考えています。

     

     

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    腐海の尽きるところ 4 再生した植物の表現

    2019.03.18 Monday 06:08
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      「風の谷のナウシカ」ってアニメの歴史を変える名作だと思いますが、その理由の一つは全く新しい生態系を構築してしまって、それがまたきちんとお話として破綻なく成立しているところにあると思います。

       非現実であるのにもかかわらず、とてもリアル。それが故にこれをきっかけとして環境問題を考えるようになった人たちも多かったのではないでしょうか。

       

       

       前回はベースボードの大まかなレイアウトが出来上がったところまでご紹介しましたが、作業は遅々として本当に僅かずつすすみ、今はこんな感じになっています。

       白く長い枝は手芸屋さんで購入したものです。大地に含まれる毒素が少なくなってゆくと、腐海の樹々は栄養を失い細くなっていったはず。だから最近朽ちた樹々はこんな感じになるのでは? と想像したわけです。

       

       

       

       腐海の樹々は毒を自らに取り込み、結晶化して土にかえってゆく。細かな石英砂でこれを表現しました。また窪みや池などには流水のはたらきでこれが積もり、ここには鉄分をはじめとした様々な成分を含むはずなのでベージュ系の砂をまいてみました。

       ここに最初に復活したのは苔のようなもののはずで、これを鉄道模型で使われるパウダーやターフで表現します。

       

       

       

       

       コケ類は次に再生するはずのシダ植物や種子植物の苗床となり土を生み出します・・・。こうやってある意味、原始の大地が緑に覆われるまでを再現するみたいな作業になっちゃってます。

       メインサイト瞳に四角い鰯雲では、途中経過ではありますがこの間の作業過程の解説をまとめて近日中に記事をUPする予定です。

       

       

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      腐海の尽きるところ 3 結晶化した腐海の樹々

      2019.03.03 Sunday 11:55
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         あれこれといろいろなものを並行してつくっているのは、乾燥に時間がかかることとか。じっくりと作品を観察する時間を確保して課題を発見しやすくするとか、いろいろと理由はあるのですが、やっぱり根本は自分自身が一つのことに集中できる時間には限界があるということでしょうか。集中力がなくなるとやっぱり大きなミスをしでかします。

         制作中の「腐海の尽きるところ」については単行本になっている「風の谷のナウシカ」をもちろん参考にしているのですが、やはりそこにはきちんとした自然界の摂理とか法則に従った世界、結果としてこうなるはずという必然性のようなものがないといけないかと思っています。

         

         

         仕上げたベースの上に100均で買った芝のシートを仮レイアウトしてみたところです。

         最近の100均はすごいね、ジオラマに使えるようなものがたくさんある。制作物によって違いますが、この作品の場合には素材の8割ぐらいは100均で購入したものになっちゃうかもしれません。

         ここも一気にでなく、少しずつ調整しながらイメージを膨らませてゆきます。

         

         

         これは発泡スチロールにティッシュペーパーをはりつけたもの。これで倒壊した腐海の大木を表現しようと思います。

        「腐海の樹々は世界にばらまかれた毒を自ら取り込み、浄化したうえで朽ち果てる」そういう生物が今後進化の過程で誕生するかどうかはともかくとして、自然界には珪化木という化石化した古代の樹が存在します。この話を聞いて最初にイメージしたものがこれです。

         珪化木とは古代の樹々に含まれる炭素Cが長い時間をかけてケイ素Siに置き換わったものです(主成分は二酸化ケイ素)。作品中、結晶化した腐海の樹々が風化し真っ白な砂になるという話が出てきますが、不純物を含まない二酸化ケイ素の砂(石英砂)も白く、つじつまが合います。

         

         

         風化した石はもろく、少しずつ砕けて砂になってゆきます。ということで石英の小石と砂をベースにまきます。また植物の生えるような場所であれば、生育に必要な金属成分や不純物も存在するはずなので、低い場所にはベージュの薄い塗料でそれがたまっている様子を再現してみます。

         

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        賽の河原 2 発泡スチロールでつくるリアルな石

        2019.02.24 Sunday 14:32
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           昨年の個展で展示した1/6スケールのジオラマに、もう少し迫力のある演出を加えるつもりでリメイクを続けています。「賽の河原」というタイトルをつけるわけですから、それなりにリアルな石が表現ができていないとまずいな。

           

           

           前回のレポートでは発泡スチロールの塊をつくったところまででしたが、これにティッシュを1枚にはがして乗せ、上から水で薄めた木工ボンドを塗って貼り付けます。これでざらっとした石の表面の質感を再現することができます。

           

           

           

           グレーでひととおり塗ったあと陰になる部分を中心にまばらに薄めたブルーをおいてゆきます。

           本来の色とは色相的に反対の色をおくと塗装に深みがでてきます。

          (反対色を活用するこのような工夫は、絵画の世界などでは昔から行われていたと聞いています)

           

           

           

           ジェッソに少量のカーキとライトグレーを混ぜたものをドライブラシします。

          (筆に着けた塗料をスポンジなどの上で少し落とし、こすりつけるように塗る)

           これで表面の風化した質感が出てきます。

           

           

           

           半つや消しにした暗めの塗料を吹き付けて陰影をつくます。

           乾いたところで、水で薄めたボンドを塗った上に本物の砂をまばらにまいて出来上がりです。うーん、見るからに石だね。

           

           

           

           ただ今これをジオラマの上に配置して更なる演出を検討しているところです。

           

           

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          腐海の尽きるところ 2 ベースができあがった

          2019.02.12 Tuesday 06:37
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             宮崎アニメ「風の谷のナウシカ」というのはもともとアニメージュという月刊誌の連載マンガなわけですが、今でもその作品は全7巻の単行本として販売されています。そしてその第6巻あたりに腐海の尽きるところのシーンが少しだけ表現されているので、今回はこれをもとにイメージを膨らませて作品化するつもりです。

             

             

             ベースサイズは40cm×40cm、ヒノキ材と発泡スチロールをベースにしています。ベースボードに更に1cm厚の発泡スチロールを重ねて小川と小さな池を表現しました。更に発泡スチロールを重ねニクロム線で凹凸を表現、最後はヒートガンで表面を荒らします。

             

             

             このままだと発泡スチロールの質感が残ってしまうので、ティッシュペーパーを木工ボンドで表面に張り付け、更に粘土で凹凸を調整しました。

             

             

             

             ティッシュペーパーで覆った発泡スチロールの岩をレイアウトして、とりあえずベースになる地形は完成です。

             このあと石化した腐海の樹々や植物を追加して、イメージをこの上に再現してゆくことになります。

             

             

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