sakuraリメイクしてます 5 いよいよ最終工程 メイクして仕上げます
本当に少しずつリメイクしてきた sakura ですが、やっと最終工程に入りました。最後はウイッグとアイを選び、メイクして完成です。時間がかかっているのは、けっしてさぼっているわけではなくて、じっくりと観察して、実際に手を加えたらどうなるかをイメージすることの方が大切だからです。
まずは手持ちのもののなかから、ウイッグはシャイニングブロンド、アイはライトブラウンのものを選びました。こういったものは高価なものを最初に決めて買っておくより、安価なものを大量にストックしておき、そのなかから最適なものを選ぶ方が、多くは良い結果に結びつきます。
必要最小限のメイクしかしていないので、最終的なメイクを加えてゆきます。まずはアイラインを整え、眉毛と睫毛を描きます。今回はダークブラウンにリターダーを混ぜ、塗料を少し乾きにくくした状態で筆を入れます。
ここのポイントは筆だね。描きやすいものって本当に少ない、これだってものは5本に1本かな? 格安のものはやっぱりだめなので、ちゃんとしたメーカーの極細を何本か買っておき、その中から使うものを選びます。
昔はエアブラシでメイクしていたけど、最近はもっぱら人間用のメイク道具です。豊富な種類から選べるし、失敗してもふき取れる。基本は綿棒でチークとシャドウを入れるところから始めます。
このあたりはたくさん出ているメイク本が参考になります。
この段階でウイッグはシャイニングブロンドから普通のブロンドに変えました。理由は写真に撮ってみたら瞳の輝きよりウイッグの輝きの方が強かったから。おそらく外に持っていったらきっとウイッグだけが目立つ結果になると思う。
写真に撮ると物事が客観的に見えるので、皆さんも作品作りのポイントになるところでは撮影してみて下さい。
メイクは一度に濃くすることはできないので、ひととおり仕上げたらいったんMr.カラーのつや消しクリアーを吹き付けます。そして再びメイクをする。あとはこの繰り返しです。
ただ自分の場合には目のまわりが黒っぽくなるような、どぎつい感じは好きじゃないので、だいたい2回ぐらいでいつもおしまいです。
ちなみにこのメイクに入る前にウレタン塗料のコーティングを行っていますが、ウレタンはラッカーやアクリル溶剤の影響は受けないので、最悪の場合、溶剤で拭きとっても基本的なメイク部分はちゃんと残ります。だから安心。
(但し保障の限りではないので短時間にしてね)
一連のメイクが終わったら、最後に睫毛をつけます。自分の場合には手芸用ボンドで瞼の下側に貼り付けています。一時期、瞼の裏側に貼り付けていたのですが、そうするとわずかながらアイが奥に引っ込むことになります。そうするとどうしてもドールアイの虹彩部分にまで光が入らず、アイが暗く沈み込む感じになってしまします。
この傾向はヘッドサイズの小さなリアル系ドールの場合に顕著なので(SDあたりはぜんぜん大丈夫)、もしそういうお人形をお持ちでしたら試してみて下さい。但し上瞼が少し下がることになるので、心持ち上瞼を削る必要があります。
ナチュラルメイクで仕上げ、ボディに組み込みました。
でもまだ完成じゃない・・・、ここから最終的な調整を行ってゆきます。
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